March 14, 2012

新宿のカイジン

Excuse me, Can't you know English?

お、ああ、ええ少し・・・あーっと、あ・りとぉー、real(g)です。
いやね、新宿のCOMIC ZINで買い物して店から出てきたら、
いきなりこう英語で呼びかけられましてね。
まあ中学時代も英語だけは平均スレスレ、
某時代に至っては赤点と落第点の境界線にいた私ですけど、
それでも困ってるっぽい人を見て逃げ出す冷血漢じゃありません。
戸惑ったようなアルカイック・スマイルを浮かべながらも答えましたよ、少しなら、と。
するとその外人それを聞くか否やいきなり雄弁に語りだすじゃありませんか。

・・・なんと、私にもわかるやさしい中学英語で!

えーナニナニ、私はインド人で貧しくて困っています?
仕事もなければお金もない、外人の私は仕事を見つけるのがとても大変・・・
へえへえ、で、今日食べる金もない、腹が減っている、困っている。
はいはい、だからお金を恵んで・・・え?
こいつぁアレですか、カツアゲってヤツですかい?
っていうかこのインド人、どう見ても俺よりいいコート着て、
暖かそうなマフラー巻いて肌つやもいいんだけど、ねえ?

『国に帰るんだな、お前にも家族がいるだろう』

って言ってやりたいのをグッとこらえてそーりぃそーりぃ言いながら逃げてきたけど、
ありゃあ一体何だったんですかね?
私にもわかる優しい英語を流暢に操るインド人って絶対渡しより賢いだろ?
じゃあ何、本当にお金に困っていたの?・・・悪いことしてしまったかしら。
『HAHAHA!OK,OK!Hey,Mister!Go to JAPANESE NOODLE"UDON"!』
とでもいいながらはなまるうどんでもご馳走してやればよかったわあ・・・。
もちろん奢るのはかけうどん(小)なぜなら私もお金が無い貧しい人間だからです。

うっかり諭吉を消し飛ばさなければこんなことには・・・。

abrachan at 00:09│Comments(0)TrackBack(0)気まぐれ日記 

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